コンサルにロジカル思考は必要?実際に未経験で転職した経験から解説

ロジカル思考は、コンサルタントとしての成功に直結する重要なスキルです。複雑な問題を解決し、クライアントに信頼性の高い提案を行うためには、この思考力が欠かせません。
特に未経験からコンサル業界に転職を考えている20-30代にとって、ロジカル思考を身に付けることはキャリアアップへの大きな一歩となるでしょう。
そこで今回は、ロジカル思考の基本からコンサル業界における重要性、実際の転職経験に基づく成功の秘訣までをわかりやすく解説します。
ぜひ、本記事を参考にあなたのキャリアに役立ててくださいね。
✔ 本記事を執筆したライター

ロジカル思考とは?定義と基本的な考え方

ロジカル思考とは、「論理的に物事を考え、矛盾なく一貫した結論を導き出す思考法」です。
この考え方の核となるのは、こちら。
- 問題を適切に分解する
- 分解した問題を要素ごとに分析する
- 分析した要素の因果関係を明確にする
コンサルタントの仕事では、さまざまな問題に直面し、それを解決するためのプロセスが求められます。この際、曖昧な判断や感情的な決定ではなく、データや事実に基づく論理的なプロセスが必要。
ロジカル思考は問題解決の基本的なツールであり、複雑な状況でも明確な指針を提供します。
コンサル業界でロジカル思考が求められる理由

コンサルタントとして複雑な問題を解決し、クライアントに信頼性の高い提案を行うには、論理的な思考が必要不可欠です。
では、なぜコンサル業界でロジカル思考が求められるのでしょうか?
ここでは、その理由について、具体的な事例を交えながら解説していきます。
1.複雑な問題の効果的な解決策を導き出すため
コンサルタントの主な仕事は、「企業や組織が直面する複雑な問題を解決すること」です。
これには、以下のような幅広い課題が含まれます。
- 財務問題
- 組織改革
- 新規事業の立ち上げ など
ロジカル思考は上記の問題を要素に分解し、根本的な原因を見つけ出すために役立ちます。
これにより、単なる対処療法ではなく、長期的な解決策を提案できます。
2.信頼性の高い提案を行うため
クライアントに提案を行う際、感覚的な判断ではなく、信頼できるデータに基づく提案が求められます。
そこで、ロジカル思考に基づいた分析を行うことで提案の信頼性を高め、クライアントに安心感を与えられるでしょう。
データや事実に裏付けられた論理的な説明があれば、クライアントはその提案を受け入れやすくなります。
3.データや情報に基づいた意思決定をサポートするため
現代のビジネス環境では膨大なデータが存在し、それらを効果的に活用することが重要。
ロジカル思考を活用することでデータや情報を整理し、的確な意思決定をサポートできます。
コンサルタントはクライアントに最適な選択肢を示すために、データを論理的に分析し、結果を明確に伝える能力が求められます。
未経験からコンサルに転職!ロジカル思考が成功を助けた実体験とは?

未経験でコンサルタントに転職するのは、大きな挑戦と感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、ロジカル思考を活用することで、壁を乗り越えることが可能です。
私自身の体験から、ロジカル思考がどのように転職成功に繋がったのかを紹介します。
1.応募書類作成での活用
未経験からコンサル業界に挑む際、最初に直面したのは履歴書や職務経歴書の作成です。
特に、職務経歴書では自分の経験をどうアピールするかが課題でした。
しかし、ロジカル思考を活用することで、以下の対応を行いました。
- 問題点の分析:前職の業務における問題点を3C(Customer、Company、Competitor)に分析し、具体的な課題解決に繋げた経験をアピールできた。
- 解決策の導出:他業界の経験を、「問題解決能力」「分析力」「コミュニケーション力」といったコンサル業務に通じるスキルに分解し、具体的な事例を交えてアピールできた。
2.面接での実践
コンサル面接は、問題解決能力を見極めるためにケース面接が行われることが多く、即興での対応が求められます。
そこで、ロジカル思考を活用することで、上手く面接を乗り越えられました。
- 問題解決プロセスの明確化:過去の経験をロジカルに整理し、どのように問題に対処し、どんな成果を得たかを説明しました。「問題→解決策→結果」の順番で話すことで、説得力を出すことができました。
- ケース面接での成功:ケース面接では、与えられた問題を分解し、論理的な順序で考察しました。「問題の定義→仮説の立案→検証方法の提示」の順番で話し、しっかりと考え抜かれた結論を導き出すことができました。
なお、具体的なコンサル面接の質問事例や回答のコツを知りたい方は、以下をご覧ください。

ロジカル思考を鍛えるためのトレーニング方法

ロジカル思考を鍛えるためには、日常的にトレーニングを実践することが効果的です。
- 問題解決フレームワークを学ぶ
MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)などのロジカルシンキングに役立つフレームワークを学ぶことが重要。これらを使いこなすことで、問題の整理が容易になり、論理的な解決策を導きやすくなります。 - 日常生活での実践
日常生活でもロジカル思考を意識することが大切。たとえば、問題に直面した際には感情に左右されず、冷静に問題を分解し、原因と結果を分析する癖をつけましょう。 - ビジネスケーススタディに挑戦する
コンサルティング業界でよく使われるビジネスケースを解く練習をすると、実際の業務で役立つスキルが身につきます。ケーススタディでは、複雑な問題を論理的に分析し、結論を導き出すプロセスを体験できます。
なお、論理的思考力を格段にアップできるおすすめの本については、以下をご覧ください。

まとめ
ロジカル思考は、コンサルタントの業務において不可欠なスキルです。
複雑な問題を整理し、効果的な解決策を導き出す力は、クライアントに信頼される提案を行うために重要。未経験からコンサルへ転職する場合、ロジカル思考は転職成功の武器となります。
この記事で紹介したように、ロジカル思考を鍛えるためには、日常の問題解決にフレームワークを使う習慣を身に付け、ビジネスケーススタディを通じて実践力を養うことが効果的です。
地道にトレーニングを続けることで、あなたのキャリアを一段と強化できます。ロジカル思考を武器に、コンサル業界で活躍するための第一歩を踏み出しましょう。